2025/12/08 20:57

スマホやデジカメが当たり前のいま、

フィルムカメラ自体に触れる機会は随分少なくなってきたかもしれません。

でも実は、私たちが普段「当たり前」に感じている


・明るさやピントの自動調整

・その場で写真を確認できる安心感

・失敗したらすぐ削除できる便利さ

・何千枚でも撮れる容量の大きさ


これらは、すべて デジタル時代だからこそのメリットです。

2,30年ほど前まで、写真撮影は[フィルムカメラ]が一般的でした。 





■ 35mmフィルムとは?


カメラにフィルムを入れて、1本で36枚まで撮影。

撮った写真はすぐには見られず、

フィルムをお店に持ち込んで [現像] と [プリント] を経て、ようやく完成します。


■現像によって作成される「ポジフィルム」と「ネガフィルム」

撮影に使用するフィルムによって、現像後のできあがりが異なります。

一般的なのは「ネガフィルム」ですね。

こちらは色合いが反転しています。被写体の白い部分が黒くなっています。そのため、このフィルムの状態では、画像を楽しむことはできません。


一方で、当店で買い付けて販売しているのは現像した段階で反転していない「ポジフィルム」。

実際の色調で映し出されていますので、光に透かしてご覧いただくだけで、現像せずとも映画のワンカットのような質感を楽しめます。


映画の宣材として雑誌や新聞に使うため、作品制作時に撮影された“本物”のフィルムです。

俳優の表情、セットの空気、当時の現場の温度まで——

カメラマンが切り取った光そのものが、35mmの枠に焼き付いています。


当店の35mmポジフィルムのご説明はこちら→  ・ミュージック ・映画